[著]
ロバートレヴィーン
自動車や保険、営業マンを信じて契約したのに・・・。私たちは普段、どのようにしてだまされているのか、
だましのテクニックとその対策を紹介しています。
本書はよくある違法な詐欺を紹介した本ではなく、
合法的に人をだましてお金を払わせる方法に焦点を当てています。
例えば新興宗教団体。教団の幹部はアンケート調査員のフリをしてAさんの自宅を訪問し、個人情報や秘密を手に入れます。
また、
トイレに入らせてもらいトイレのゴミ箱を調べ、どのような病気をしているか把握します。
その後、Aさんは団体の教祖に会います。
自分の病気の名前まで言い当てる教祖に感銘し、教団の信者になってしまう結果に・・。
「合法的な詐欺」は長い時間を、お金を、人件費をかけて人をだまします。
| 合法的な詐欺と違法な詐欺の違いは何なのか。
詐欺の一例として訪問販売でマッサージ機を売るとき、下の表のような違いがあります。
スーパーやテレビCMなど、日常のいろいろなところで合法的な詐欺は使われています 。
「私はだまされない」と思っている方は一度この本を手にとって見て下さい。
| 目次
はじめに
第1章「自分だけは大丈夫」という落とし穴
第2章人を信用させる3つの条件
第3章思いがけない贈り物にご用心
第4章背景しだいで黒にも白にもなる
第5章損を得に見せる10のルール
第6章短絡思考はトラブルを生む
第7章気がつけば泥沼
第8章人が心をつかまれるとき
第9章ジョーンズタウンの教訓
第10章だましのテクニックに抵抗するには
訳者あとがき
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