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悪の遺伝子?ヒトはいつ天使から悪魔に変わるのか

[著]バーバラ・オークレイ [出版]イースト・プレス

 著者の姉であり、「悪女」キャロリンは変死体となって発見される。キャロリンは自殺であった。キャロリンの日記から「境界性パーソナリティ障害」であることがわかる。

 境界性パーソナリティ障害の代名詞、毛沢東。毛沢東と比較して悪魔を作り出す遺伝的要素を検証する内容です。




| 最も人を死に追いやった政治家、毛沢東

 中国の初代国家主席「毛沢東」。毛沢東の制作により中国人7000万人が餓死しました。

 毛沢東を例に、悪魔(悪人)と凡人(普通の人)の違いを解説します。

| 悪魔も特徴1 相手の苦しみを想像できない

 毛沢東は目の前で少年が大ケガしたのに、何事もなかったかのようにしゃべり続けたそうです。また、中国で餓死者が大量に出ている時、毛沢東は「全人口(当時6億人)の半分まで死んでも構わない」とも。

 このように、悪人は他人の苦しみを想像できません。

 

| 悪魔の特徴2 ウソばかり

 悪人は常にウソをつきます。また、他人が言ったことも全て嘘に聞こえます。

 私の学生時代にも、よくウソをつく人がいました。彼の口癖は「ウソやろ」。彼は他人が喋ったこと内容をウソと断定していました。

 つまり、彼のように普段から他人を偽り続けていると、たとえ真実を聞かされても、信用できなくなります。

 

| 目次

 Ⅰ孤独脳
 Ⅱストレス脳
 Ⅲシェイクスピア脳
 あとがき
 主要参考文献

 

| 余談

 悪の遺伝子 vs "Evil Genes"によると、悪魔の遺伝子の翻訳者酒井 武志氏によって原書の内容の1/3はカットしています。

 

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